稲川淳二さんのインタビュー記事
2012年 05月 27日
5月24日朝日朝刊オピニオンで、稲川淳二さんの障害のある子を持つ親としての包み隠さない気持ちを読みました。「手を掛ける」までを考えたお気持ちは、障害者支援を行っている(障害を持つ子を持たない)私を無心にしてくれました。子供の障害を受け入れられない親御さんは多いと思います。ましてや障害を持つ子を持たない人間の支援や意見なんか受け入れたくないはずです。
しかし、受け入れられるようになったらご本人の楽しみや満足だけでなく、親御さんの楽しみや満足も満たすことを一緒に考えていけたらいいなと思っています。
そのためにも障害者支援は、やれないことはない!の精神論よりも、障害者もその親も、やれることの限界はあるという現実論をベースに考えた方がいいと思います。障害者は、一生、指導されたり我慢を強いられる存在ではありません。「ここまでは出来る人」と、本人が出来るところまでを本人にやってもらい、それ以上は社会が手助け・協力・我慢すればいいのです。知的障害や自閉症等の発達障害者の独特の言動は、健常者が我慢すればいいじゃないですか。なぜ健常者は、それを我慢できないのでしょうか?車イス等の身体障害者が来たら、健常者が待てばいいじゃないですか。なぜ健常者は、駅員がホームと電車に渡り板を設置している作業が待てないんでしょうか?
しかし、受け入れられるようになったらご本人の楽しみや満足だけでなく、親御さんの楽しみや満足も満たすことを一緒に考えていけたらいいなと思っています。
そのためにも障害者支援は、やれないことはない!の精神論よりも、障害者もその親も、やれることの限界はあるという現実論をベースに考えた方がいいと思います。障害者は、一生、指導されたり我慢を強いられる存在ではありません。「ここまでは出来る人」と、本人が出来るところまでを本人にやってもらい、それ以上は社会が手助け・協力・我慢すればいいのです。知的障害や自閉症等の発達障害者の独特の言動は、健常者が我慢すればいいじゃないですか。なぜ健常者は、それを我慢できないのでしょうか?車イス等の身体障害者が来たら、健常者が待てばいいじゃないですか。なぜ健常者は、駅員がホームと電車に渡り板を設置している作業が待てないんでしょうか?
まずは福祉施設、支援学校、行政が変わらなきゃ!
by taiyo-hospitality
| 2012-05-27 22:29
| ノーマライゼイション