高齢の方、障害のある方、旅&鉄道ファンなら全員集GO!


by taiyo-hospitality

カテゴリ:ガイドヘルプ紀行( 15 )

Nothing about us without us

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Kさんは7年近く太陽ホスピタリティーの移動支援(ガイドヘルプ)と旅行同行サービス(自費サービス)を利用している。飛行機に乗っかって、太陽のヘルパーと宿泊旅行にも出掛けている。昨年から移動支援利用を始めたS君は、Kさんと同じ支援学校の後輩にあたると知り、今回は2回目の合同外出。

支援学校卒業後は、通所施設や障害者団体・会の仲間だけになってしまいがち。グループホームに入れは「18:00までに帰って来てくださ」と言われてしまう。

親亡き後を考えると、親たちは「はっはー、福祉制度様。何でもいいです。文句は言いません。」と福祉制度を崇拝してしまう。だから福祉行政は行政側の考えだけで進めることが出来る。そもそも行政職員は行政業務のプロであって、福祉行政の場合、福祉のプロではない。その人達が物事を進めて行ってしまう。だからこそ、彼らに直接携わる人間は、彼らの側に立って、彼らの当たり前の人生や幸せな人生を一緒に考えてあげる「当事者」でなければならない。つまり、「もし自分がそうされたら」で判断するのです。

自宅住まいの2人は「赤富士、満月、イルミネーション」を体験できた。「18:00までに帰って来てください」は、彼らの人生にいったい何の意味があるのだろう?


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by taiyo-hospitality | 2017-12-05 09:12 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)
5月、車椅子の10代の青年の移動支援中に彼から「富士山に登れますか?」と聞かれた。3秒後に「登れるよ」と答えていた。

毎年夏に静岡駅~富士宮口五合目行の高速バスが運転される。まずは、ヘルパーが彼をそのバスに乗せることが出来るかどうか?

6月、地元の路線バスの高速バスの車両で運行されている路線で乗せ込みを試みる。彼を抱えるヘルパーと足を見るヘルパーの2名体制で、一番前の座席に着席OK。

彼1人にヘルパーが2人が付くと経費負担は大きくなるだけでなく、移動支援の制度ではヘルパーは1人派遣が前提のため1人のヘルパー派遣に対する給付しか事業所に入ってこない。

そこで、複数の参加者を複数のヘルパーが付き添う方式を取るために、いつも移動支援を利用している人達に声を掛けた。五合目~六合目の登山体験付き!

希望者が多く、2回に分けて行くことになった。

1回目は自閉さんグループ。

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2週間後の2回目は車椅子の彼と自閉さん以外の人達。
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今回一番思った事は、車椅子の彼が6月に高速バスに乗った時「景色がいいですね」と言った事。もちろん富士登山当日のバスでも富士スカイラインからの景色に感想が沢山出ていた。

支援学校時代も施設通所の現在も、路線バス、まして高速バス、しかもバスの一番前の席に乗ったことがない。
送迎は親の車か施設の送迎車のリフト付きワンボックスの最後部の車椅子スペース。施設等の旅行は、行政等が所有するリフト付き大型バスのリフト横の車椅子スペース。健常者がそのように決めてしまう。そのようにしてしまう。

目の前にある一般社会資源(路線バス=一般公共資源)を使えばいいだけの事。支援者と言われている人達側の「それは出来ないでしょ。無理でしょ。」が前提となって、福祉制度の中だけの行動になり、福祉制度が障害者の社会資源資源になり、何かやるためにイベントになってしまう。

「支援」って何?本人の幸せのためになっていればいい。高速バスからの景色に本人が「いい眺め」と感じる彼のその幸せのためでいい。共生社会を創るためでなくてもいい。

愛が地球を救えるならば、あの子はとっくにあの幸せはつかんでいたはず。

今年は六合目まででした。来年はどうしようかな?


”Nothing About Us Without Us”
”Expressd Wish"

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by taiyo-hospitality | 2017-08-20 18:58 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)
お話好きのH.S君と吃音のH.A君は、2人とも仮面ライダーが大好きな20代。彼らのガイドヘルプの結末はいつも画期的。

ランチで入ったラーメン屋で、ラーメンが出てくるまでの間、話の内容は仮面ライダーの話。足りないものやわからない事は、大きな声で店員に頼む。年相応ではない会話と行動?店員もお客もそう感じているだろう。
ラーメンが出てくると、「わー、おいしそう。いただきまーす」。
食べ終わるとH.S君が、「ごちそうさま。おいしかったです。また来ていいですか?」。
数秒遅れて吃音のH.A君が、「ぼっぼっぼくもおいしかったです。きっきっ来ていいですか?」。
店員のおばさんの顔がほころび、「また来てね」。
そしておばさんが、「こんなこと言ってくれるお客さんはいないから嬉しいよ。普段お客さんとの会話は注文と会計だけだから」。

年相応って何?マナーって何?

一般社会に受け入れてもらうための訓練でも練習でも指導でもなく、支援でもなく。ガイドヘルパーが彼らの外出を促進してまちにくり出し、彼らの行動(スピード・発言)や認知(五感)の味方になってあげれば、彼らがまちを良くしてくれるのだ!これでいいのだ!

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by taiyo-hospitality | 2016-04-11 08:05 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)
旅行同行サービス。軽井沢への墓参にお付き合いしたご縁で、週2回の外出にお付き合いすることになりました。
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「トイレ付バスで行く、お互い様旅行」。年2回企画しています。今秋は富士山一周と御殿場イルミネーション。
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移動支援。HKさんの鉄道写真撮影同行は3年ぶり。
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移動支援。HMさんの恒例の東名バス旅行。
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旅行同行サービス。自閉症協会某支部の「川根温泉とSL旅行」に同行。大学生のペアさんによる1対1サポート。個室で昼食。
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by taiyo-hospitality | 2015-12-15 20:12 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)
恒例のH君(ASD)の東名バス旅行。今回は「年数回お母さんと行く、大学生の弟さんのアパート近くの中華料理屋さんに東名バスで行きたい」というリクエスト。そのほかにも、東名バスは後ろから2番目の座席。最終バスで帰る。鶴舞線は丸ライトの車両。等々こだわりのリクエストが。

さて、中華料理屋さん。M君が入るなり「おー、いらっしゃい、ひさしぶり、元気・・・」とかなり片言の日本語で大歓迎。

店にいる間、ずっと彼のこだわりの会話でしたが、店側から苦情なし。そうです、かなり片言の日本語を話す中国人店主にとっては、M君の会話はわからないのです。だから注意もしない。だからM君は注意されない。だから安心。

食事の注文も「大盛り」は店主承知済みなので、M君は注文しなくても「大盛り サービスね」と、大盛りが出てくる。

自閉さんにとっては、なんて心地のいい「注文の少ない、注文しなくていい」レストランでしょう」。

丸ライトの車両が来るまで3本見送り、最終バスで帰って来ました。
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by taiyo-hospitality | 2015-03-25 20:03 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)
連休中のガイドヘルパーの仕事その1は、仲良しの2人組の東京旅行By東名ハイウエイバス。一人は吃音、一人は甲高い声。2人ともゆっくりな動作。東京駅地下街のレストランで、昼食時の混雑時であったが、KYヘルパーになって本人が出来ることは本人に任せた。会計時は、食べた物を伝え、お金を出すまで時間がかかるが会計終了後に「とてもおいしかったです。ごちそうさま。」と店内に甲高い声が響く。もう一人が遅れて「ぼぼぼ僕もおいしかったです」。イラついていた店員も少し微笑んだ。美術館では「この絵が一番好きです」と甲高い声が響く。もう一人が遅れて「ぼぼぼ僕はこの絵が美しいです」。静かに鑑賞するマナーを身に着けさせることが、どれだけ重要なんだろうか?東名バスの車内でも景色に反応して声が出る。
障害(吃音、甲高い声)や障害によるゆっくりな動作を「異文化」だと思ってもらうと助かります。「障害」はなく「文化」。良い悪いではなく「文化」。彼らに付き合うことは異文化交流です。
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by taiyo-hospitality | 2014-09-16 10:06 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)
A君の趣味の「路線バス前展望ビデオ撮影」に付添うようになって1年半。最近は自ら運転手さんに説明して許可をもらうようになった。最初の頃は「山内さん言って下さい」。しばらくして「今日は、自分で言おうかな」。そして、今回は「山内さん、練習するから付き合って下さい」と言って、バスが来る前に、私を運転手さんに見立てて練習。好きな事、つまり人生を豊かにするライフスキル構築が先だと思います。マナーみたいなこと、つまりソーシャルスキル構築は後でもいいじゃん。そして障害者支援制度も、施設に収容して訓練することにしゃかりきになるのではなく、本人達が興味を抱いた一般資源を活用する方法で十分じゃん。

今日の撮影路線バス<総合病院~JR駅~隣市(旧町)の港近く行>での出来事。
①港近く行。乗客5名。駅から乗った買物袋を2つ持った若い中国人女性が途中から席を立ちうろうろ。運転手は危険だから座ってと何度も言うが、もちろん日本語分からず、結局終点まで立っていた。私がバス停の路線図で「どこ?」と聞くと、あるバス停を指差した。中国人だから漢字は読める。6つ先のバス停だった。折り返し便を案内した。もちろん私達もその便に乗車。
②総合病院行き。予想に反して途中から乗車がそれなりにあり、駅に着いた時点で乗客17名。南米系の人、高齢者女性、こども、学生。乗っていないのは、生産年齢層の日本人。
③駅で全員降り、新たに乗ってきた人はろうあ夫婦。降りたのは、4つ目のファストリテイリングまで200M位の所にあるバス停。バスを降り、手をつないで歩いてお店に入って行きました。この店の前の交差点は、週末は駐車場に入りきれない車で渋滞を引き起こす。途中のファストフードのドライブスルー渋滞も道路の1車線をふさいでいた。店周囲への配慮より、売上高。公道上に車列を作る客も客、それを見て見ぬふりで店舗責任者の責任にする経営者も経営者。
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by taiyo-hospitality | 2014-01-27 16:44 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)

鉄ちゃんのガイドヘルプ

藤枝市では、「本人の社会体験のため」の外出は、移動支援で行うことが認められています。
そこで、「岳南鉄道の貨物列車入れ替え作業見学」と「371系あさぎり乗車」も行えるのです。
この時の支援では、会社に問い合わせをするという体験機会を逃してはいけないと思い、岳南鉄道への貨物ダイヤの確認を、本人にFAXで行ってもらいました。岳南鉄道からも、きっちりした返事がFAXで送られてきました。支援学校高等部の彼にとっては、いい社会体験ができたと思います。
吉原本町の女性の駅員さんも気を使っていただき「今日の貨物ダイヤを確認してあげるね」と言って社内電話で確認してくれました。余談ですが、約30分滞在した吉原本町駅では駅員さんの仕事(切符売り・時刻案内・花壇の水やり・ホームのほうき掃除)を見て彼が「駅の仕事っていいな~」と漏らしたことが印象に残ります。鉄道は巨大なシステムでパターン化されています。自閉症圏の人が鉄道に取りつかれるのはそこです。そのパターン化の安心感のある環境であれば、彼らが本来苦手なコミュニケーションやあいまいな内容の仕事も少しずつ慣れてくるのではないでしょうか?この駅は窓口での硬券販売でしたので、必ず駅員とお客の間に会話があり、なんとなくのんびりしたムードも有りました。このように、彼らが外に出て実社会の中から、好きなこと、出来ること、やりたいことを自分で見つけるお付き合いを大いにするべきだと思います。鉄ちゃん支援でいつも感じるのは、好きな事があることがいかに大切か、と言うことです。「鉄道が好き」これは幸せなことです。
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岳南鉄道存続問題はテレビ局も取材に来ている程の社会ネタです。静岡では。
371系電車の廃止と、あさぎり号の沼津乗り入れ廃止の情報も彼はちゃんと入手済み。
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by taiyo-hospitality | 2012-02-29 23:41 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)

草薙球場 巨人戦

照明塔の白い一本柱が特徴の草薙球場で巨人戦!草薙球場は改装工事により、車イススペースも設置されたため、巨人ファンのTさんには願ってもないチャンス。
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しかし試合は・・・巨人が負け。しかも、雨で58分の中断、弁当売り切れ。<球場さん、車イスの人は、急な雨でも避難できません。車イススペース上に、是非屋根を設置してください>
さて、草薙球場と言えば,個人的には約40年前にロッテオリオンズVS阪急ブレーブス戦を観戦。金田監督のパフォーマンスと福本の盗塁に感動したことを覚えています。
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by taiyo-hospitality | 2011-04-28 23:31 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)
昨年クリスマスに、一般バスツアーに参加する形のガイドヘルプを行いました。参加者3名、ヘルパー2名<藤枝市は、利用者とヘルパーの比が3:1まで認められています>。所要時間は6時間を超えるので、市の担当者に事前確認をして承認をいただきました。

ツアー内容は、ホテルでのランチバキング、羽田空港国際線ターミナル、水上バス(日の出→お台場)、六本木ヒルズです。
昼食後、1名が体調不良となり、ツアーから離団。ホテルのロビーでヘルパーが付き添い休憩。回復後、電車を乗り継ぎツアーに合流という場面もありました。
特記することと言えば、見学後集合場所でバスを待っている際に、同じバスのお客さんから本人たちに「寒くない?」「早くバスが来てほしいね~」などと自然な内容で自然に声をかけてもらえたことが挙げられます。障害者かどうか確認もできないので自然に声をかけてもらえたのでしょう。障害者とわかると、がんばってるね!すごいね!という声を掛けられる方が多いですが、それでは本人たちも自然でいられないと思います。福祉ふれあいまつりのようなイベントではない機会でのふれあい。本人たちが一般社会資源を積極的に利用することで、一般の人と自然に交わることの意味は大きいと思います。とは言っても、あくまでも本人の障害程度、障害特性に合わせて、本人にストレスのない形で・・・。
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2011年1月20日追記
 昨年は、11月にも自閉症協会のある支部からも家族参加型旅行の依頼がありました。
 一般資源で、いつもと少し違う旅行を・・・
 そこで、東名高速バス2階建て車両(最前列から6列占領)、御殿場プレミアムアウトレット、御殿場イルミネーション(夜にかかるお出掛け)、新幹線で戻るコースで計画して同行しました。スケジュール提示のため、しおりもつくりました。打合せの際、現地での滞在時間を短く(暇な時間を極力なくす)という意見があり、アウトレットもイルミネーションも滞在は1時間に決定。短い?いや、1時間で大正解でした。自閉さんは暇嫌いです。
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by taiyo-hospitality | 2011-01-14 13:45 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)