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by taiyo-hospitality

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5月、車椅子の10代の青年の移動支援中に彼から「富士山に登れますか?」と聞かれた。3秒後に「登れるよ」と答えていた。

毎年夏に静岡駅~富士宮口五合目行の高速バスが運転される。まずは、ヘルパーが彼をそのバスに乗せることが出来るかどうか?

6月、地元の路線バスの高速バスの車両で運行されている路線で乗せ込みを試みる。彼を抱えるヘルパーと足を見るヘルパーの2名体制で、一番前の座席に着席OK。

彼1人にヘルパーが2人が付くと経費負担は大きくなるだけでなく、移動支援の制度ではヘルパーは1人派遣が前提のため1人のヘルパー派遣に対する給付しか事業所に入ってこない。

そこで、複数の参加者を複数のヘルパーが付き添う方式を取るために、いつも移動支援を利用している人達に声を掛けた。五合目~六合目の登山体験付き!

希望者が多く、2回に分けて行くことになった。

1回目は自閉さんグループ。

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2週間後の2回目は車椅子の彼と自閉さん以外の人達。
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今回一番思った事は、車椅子の彼が6月に高速バスに乗った時「景色がいいですね」と言った事。もちろん富士登山当日のバスでも富士スカイラインからの景色に感想が沢山出ていた。

支援学校時代も施設通所の現在も、路線バス、まして高速バス、しかもバスの一番前の席に乗ったことがない。
送迎は親の車か施設の送迎車のリフト付きワンボックスの最後部の車椅子スペース。施設等の旅行は、行政等が所有するリフト付き大型バスのリフト横の車椅子スペース。健常者がそのように決めてしまう。そのようにしてしまう。

目の前にある一般社会資源(路線バス=一般公共資源)を使えばいいだけの事。支援者と言われている人達側の「それは出来ないでしょ。無理でしょ。」が前提となって、福祉制度の中だけの行動になり、福祉制度が障害者の社会資源資源になり、何かやるためにイベントになってしまう。

「支援」って何?本人の幸せのためになっていればいい。高速バスからの景色に本人が「いい眺め」と感じる彼のその幸せのためでいい。共生社会を創るためでなくてもいい。

愛が地球を救えるならば、あの子はとっくにあの幸せはつかんでいたはず。

今年は六合目まででした。来年はどうしようかな?


”Nothing About Us Without Us”
”Expressd Wish"

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by taiyo-hospitality | 2017-08-20 18:58 | ガイドヘルプ紀行 | Comments(0)