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自閉症の鉄ちゃん、全員集GO!他の障害や、ちょっと気持ちが落ちてしまった人も、鉄道が好きなら大丈夫!出発進GO!


by taiyo-hospitality
昨年の10月から、市民後見人養成講座で125.5時間のカリキュラムを履修、本日履修証明書授与式がありました。数日前、事務局より「式で登壇して、特別支援学校学園祭で後見制度啓発活動を行った報告発表をしてほしい」と打診がありました。啓発活動は大したことありませんでしたが、宮内先生の第一回目の講義での「後見人は夢のある仕事」という言葉が頭に残っており、せっかくの機会、安田講堂でもあり、「後見人は夢のある仕事」とからめて発表しようと思いお受けしました。

現在私は、発達障害児者のガイドヘルパー、高齢者も含めた旅行ヘルパーとして直接支援をしています。後見人さんには、被後見人がお出掛け・旅行が好きな人であった場合、「お出掛け・旅行する手段はある」と知って頂きたいです。また、QOLは人それぞれ違います。鉄道好きと言っても、運転席の後ろに立つのが好きな人、駅のベンチから一日中電車の往来を眺めることに満足感を覚える人、いつもの電車に乗りたい人、いつもと違う電車に乗りたい人・・・。スポーツ観戦でも、歌でも、花でも、手芸でも、それぞれの趣味に対して、その人なりの価値観を理解することが大切です。その理解が後見人には必要です。

発表では言いませんでしたが、認知症による本人・家族の機会損失(無駄に消えたお金)は年間10兆円と言われています。金銭管理では「守り」も大切ですが、被後見人のQOLのためにお金を使うということで、本人の安定とそれに伴ってご家族の安定につながり、機会損失も減らすことが出来るのではないでしょうか。後見制度はセイフティーネットではありますが、それ以上に"Loss prevention”の役割があると思います。

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10ヵ月を振り返ると
雪あり
桜あり
本日は、気温34℃
# by taiyo-hospitality | 2012-07-15 21:45 | ノーマライゼイション
太陽ホスピタリティーの会員制「太陽旅カレッジ」のメンバーのご要望で、北海道旅行を実施、同行してきました。静岡空港から新千歳空港へ。道内の移動はJR。富良野・美瑛観光と稚内・宗谷観光はジャンボタクシー。参加者6名、最高齢は88歳でした。
静岡空港離陸10分後
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ローカル列車で富良野へ
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利尻富士のお出迎え
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宗谷本線を走る稚内行き普通列車より
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は~るばる来たぜ、稚内!
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# by taiyo-hospitality | 2012-07-08 20:24 | 旅行同行サービス
日本の新幹線の技術が世界一であることを証明する「車輪踏面が線路に引く一本の筋」。その幅は20mmと言われています。車輪と線路の形状が正確、台車のブレがない。設計・製造技術だけでなく、日々の保守技術がいかに優れているかの証明です。静岡⇒東京間ずーと線路にカメラを向けていた私を、隣に座っていた人はさぞかし不気味だったことでしょう。”幹鉄”って言うんです。ご安心ください。
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# by taiyo-hospitality | 2012-06-18 20:13 | ミニ新幹線/新幹線原点の町藤枝
5月に2件、旅行同行サービスの依頼がありました。2件とも、娘様から80歳台のお母様への旅行のプレゼントでした。
①ディナーショーを楽しんできて下さい。
  いつもは娘様(ご依頼者様)が、付き添うそうですが、今回は都合がつかないということでの依頼でした。演芸が大変お好きで、打合せの時も、当日の新幹線の中もお話しが尽きなかったと、担当した旅行ヘルパーから報告がありました。

②一緒に想い出の菖蒲園に行きましょ。(4世代旅行)
  特養に入居されているので無理の無いように、菖蒲園とホテルで和食の昼食と、4時間の行程でした。菖蒲園は、亡くなられたご主人様と何度も来たことがあるということで、笑顔で大変喜ばれていたと、担当した旅行ヘルパーから報告がありました。また、1歳の曾孫さんと一緒にお出掛けが出来たことも大変うれしかった事が、写真からもわかります。
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# by taiyo-hospitality | 2012-06-02 12:02 | 旅行同行サービス
5月24日朝日朝刊オピニオンで、稲川淳二さんの障害のある子を持つ親としての包み隠さない気持ちを読みました。「手を掛ける」までを考えたお気持ちは、障害者支援を行っている(障害を持つ子を持たない)私を無心にしてくれました。子供の障害を受け入れられない親御さんは多いと思います。ましてや障害を持つ子を持たない人間の支援や意見なんか受け入れたくないはずです。

しかし、受け入れられるようになったらご本人の楽しみや満足だけでなく、親御さんの楽しみや満足も満たすことを一緒に考えていけたらいいなと思っています。

そのためにも障害者支援は、やれないことはない!の精神論よりも、障害者もその親も、やれることの限界はあるという現実論をベースに考えた方がいいと思います。障害者は、一生、指導されたり我慢を強いられる存在ではありません。「ここまでは出来る人」と、本人が出来るところまでを本人にやってもらい、それ以上は社会が手助け・協力・我慢すればいいのです。知的障害や自閉症等の発達障害者の独特の言動は、健常者が我慢すればいいじゃないですか。なぜ健常者は、それを我慢できないのでしょうか?車イス等の身体障害者が来たら、健常者が待てばいいじゃないですか。なぜ健常者は、駅員がホームと電車に渡り板を設置している作業が待てないんでしょうか?

まずは福祉施設、支援学校、行政が変わらなきゃ!

稲川さんのインタビュー記事が掲載された24日は、添乗員として特別支援学校の修学旅行で3日間彼らと生活を共にしている最中でした。飛行機に乗って、ホテルに泊まってという「旅行」を、卒業後も本人とご家族がためらいなく堂々とできる社会が明日にでも来ますように。

人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。<アインシュタイン>
稲川淳二さんのインタビュー記事_f0195579_22323046.jpg

# by taiyo-hospitality | 2012-05-27 22:29 | ノーマライゼイション