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自閉症の鉄ちゃん、全員集GO!他の障害や、ちょっと気持ちが落ちてしまった人も、鉄道が好きなら大丈夫!出発進GO!


by taiyo-hospitality

No QOL No LIFE ! 当たり前

【QOLサポート事業「1000のバイオリン」】
【障害者移動支援(ガイドヘルプ)事業「夢」】
旧東海道ウォーキング

今回は小田原駅→小田原城→二宮駅の10km強

自閉さん、ダウンさん、知的さんの3名とヘルパー3名

毎回山内が五万分の一の地形図を頼りに歩いているので、お手伝いのつもりなのかYKさんがずっと地形図を持っていてくれた。

旧東海道の松並木、国1からそれる旧東海道、そして 旧東海道では珍しく海が至近のため「こゆるぎ浜」の潮風も。

人生に残ることをやろう!と2020年に始めた旧東海道ウォーキング。藤枝から120kmも離れてしまいました。

移動支援でのお付き合いがかれこれ5〜6年になるYKさん。お母さんによると、家での言葉数が増えたとのこと。以前から移動支援中は色々な発言や意思表示があったのですが、彼が数十年通う障害者施設では、毎日毎日「静かにお仕事しましょう!」。今回も道路標識の「横浜」を見つけ「ヨコハマあった」。二階建てグリーン車を見て「乗りたい」。食事は常に「ラーメン食べたい」。

🎵家から遠く離れても なんとかやっていける

しかし、国は障害者のQOLよりも予算削減のために、お上に従っていれば国(国•県•市)から事業費が入るので意見を言わない障害福祉サービス事業所をよしよししている現状。よしよしされた事業者は報酬単価を国が下げても文句を言わない。

障害福祉業界、団体。ダメだこりゃ。

指定権者は県。静岡県は監査の際、「障害者施設は個別支援は出来ていなくてもいい。必要なことは規定書類が整っているかだ」と言った。つまり障害者施設の役割はQOL向上ではなく書類作成。そのため書類一枚の不備で、つまり人の命より書類の方が重要であるという理由で静岡県は弊社に巨額の罰金を課した。「法令には従います。同期に事業者のQOL向上の実績に対する考慮もお願いします。お上様🙇」。回答は「考慮しない」とのこと。

🎵揺り籠から墓場まで バカヤロウがついてまわる

ちなみに山内は1988年に二宮→箱根湯本のコースで歩いていた様です。当時は開宿400年整備が行われる前だったため、表示標識案内板もほとんどない状態だった。行政の観光整備•地域整備なんてそんなもの。行政の福祉政策もそんなもの。

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# by taiyo-hospitality | 2024-10-27 12:53 | ガイドヘルプ紀行
6/27、佐々木正美先生の命日の前日、ふと佐々木正美先生との関わりの経過がよみがえってきて、ここを訪れた。
静岡市鷹匠の『百町森』。
大型書店ではもっと沢山の佐々木先生の本が揃っていたと思うけど、百町森に足を運ぶ事が多かった。佐々木先生同様、障害のある無しに関わらず、こどもの成長を「心から」考えているお店だから。十数年前のお話。
マスターの柿田さんともお話ができた。

障害者支援や保育は国によって運営基準が作られ、行政(市町村)が事業者が運営基準に従っているかどうか(書類が整っているかどうかだけ)を監査する。そして一枚でも書類が不足していると罰金を科す。

国も行政職員も、支援内容や保育内容の質は調べない。調べるのは書類の有無だけ。

我々事業者の使命は「書類作成ではなく、本人の人生を幸せにするために質の高い支援を実行することである!」と主張しても、静岡県障害福祉課は、「事業所のお考えや実績うんぬんは関係ありません。書類が整っていればいいのです。支援の質や実績を問うことはありません。適切な支援が出来ていなくても問題ありません。」と、実地指導で言い放った。

運営基準が適切かどうかを議論する場もなく、行政の判断が適切かどうかを議論する場もなく。

佐々木正美先生の命日の今日、県職員にボーナスが出た。野放し状態の公務員。彼らを助けてあげないと・・・休職者が激増中だそうです。


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# by taiyo-hospitality | 2024-06-28 19:17 | 子育て佐々木正美先生 

彼らに違う人生を

4月末で生活介護事業を廃止、5月からは自費利用の『QOLサポート for Special Needs「1000のバイオリン」』になりました。

2年半前開所の生活介護「1000のバイオリン」の利用者ほぼ第一号のMさん。5月からも継続利用。知的障害。

以前は「絵を描こうか」と声掛けするとこんな感じの作風だった。時間も10秒。こちらからは「もっと描こうか」とか「こうしようか」とか一切言わず2年が過ぎた。
今年の5月頃から、1人で今日の予定らしきことを言いながら、何やら書いている。色も使う。5分程度座って書いている。何枚も書く。

外国人スタッフによる英語の時間。当初はアルファベットのパズルを提示してもどこかに行ってしまう。やったとしても形状無視で無理やり押し込み、もちろん入らないので「やーめた」の状態。この外国人スタッフには「ハッロォ~」とあいさつをする。多分彼は英語なんだと分かっていると思っていた。

2年経った頃から、パズルをやるようになった。完成するまで10分ぐらい集中して。完成すると英語のスタッフが「チャンピオン!」と言う。本人も「チャンピオン」と言う。英語スタッフがいない日も自らパズルを出してやっている。

お母さんが「このごろ家で、ボク勉強する、と言って紙やら鉛筆やら出すんだけど・・・」と言う。

指導も訓練もない。彼の意思とペースを尊重。何も言わなくても本人のペースで変化は起こる。2年半。

健常者と言う人たちの、支援員と言う人たちの「これよかれの思考」が彼らの変化を台無しにする。40年。

彼は自分のカバンをスタッフルームに置く。こちらも「入ってはいけません」とは言わず、カゴを用意する。
多分彼はスタッフと自分の区別など感じておらず、今日のスケジュールを書いたり、カバンはスタッフルームに置くのだろう。

オレは支援されるために生まれてきたんじゃないんだ。オレはみんなと同じなんだ!利用者さんってなに?支援員って何?
ちなみに「1000のバイオリン」ではメンバー及びスタッフと呼ぶ。

トイレの修理屋さんが来た。興味深く覗く。そして修理屋さんに話しかける。「ここにおいていいよ」「大丈夫?」

掃除もお手のもの。コンクリートの別世界じゃないから、家とおんなじだから。

彼は2年半前まで彼は旧態依然のやり方「何々の時間です」「今はおしゃべりの時間ではありません」「ほら、みんなと一緒に」、そして建物は立派なオートロック•バリアフリーの社会福祉法人障害者施設に30年近く通っていた。
お母さんの送迎車で暴れていたそうだ。朝は行きたくない、帰りは自由がきかない施設内のストレスで。特におしゃべりを止められるのがストレスだったのだろう。

これだけ喋れるのに、今まで何十年間も喋れない人と思われていたようだ。そりゃ喋らせてもらえなければ喋られなくなっちゃうさ。家で今日の出来事など話すわけでもなく、お母さん暴力や大声。1000のバイオリンに通い始めて1年くらいしてから、今日の出来事をお母さんに伝えるようになったそうだ。

生活介護事業所なので静岡県障害福祉課による実地指導(定期査察)があった。

「個別支援を行っているとか、その成果が出ているなどは関係ありません。個別支援計画書がないので減算(罰金)です。」
こちらから「計画書は整っているけど個別支援を行っていない事業所は?」の質問すれば「個別支援が出来ていなくても計画書があれば減算になりません。」と県は言い放った。

「障害者支援は措置から契約に変わります。個別支援をしましょう。」と言う国の方針で十数年前に自立支援法、そして障害者総合支援法が定められたが、静岡県障害福祉課は「個別支援は出来なくてもいい。やらなくてもいい。」と言う方針だ。
この県による障害者虐待及び事業所虐待及び法令違反に対して抗議して意見を求めたが1年半経った今も回答なし。

罰金は国から事業所に年間に支払われた事業費の50%。会社の経営に大きな支障が出たため、国•県が事業者を指定する「いわゆる障害者施設」を廃止して、独自の障害者支援所に運営転換した。個別支援を行うために。

静岡県障害福祉課の「個別支援計画書があれば個別支援は出来なくてもやれなくてもいいです。」の方針に、国からも市からも県議会議員からも「それはおかしい」という返答はありません。


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彼がこのようになり、お母さんもホット一息つけるようになったこのような個別支援は減算(罰金)になりますのでご注意を!


# by taiyo-hospitality | 2024-06-25 18:06 | 私に違う人生があることさえ知らなかった

彼らが望んでいることは

【障害者生活介護事業「1000のバイオリン」】
1月の初お出掛けは「日本平」!
一富士 ニ富士 三も富士
この日のグループは、こんな素晴らしい富士山を見ることが出来ました。(別の日のグループは曇りで富士山見えず)
太陽ホスピタリティーの「1000のバイオリン」のメンバーは公共交通機関を利用して、街を闊歩して、常に一般社会の中にいる!面白いお店があるじゃん。この席気に入った。人生ってこうでなくちゃ!

事業所の車でみんな一緒に無難なところに、制度に沿ってというスタイルの行き着くところは・・・

適切・不適切支援の判断をしない・出来ない行政職員。静岡県から実地指導の際、静岡県の障害福祉課の職員から「支援の内容や質は問いません。書類があれば、適切な支援や個別支援が出来なくても、出来ていなくても問いません。書類が整っているかどうかだけです。」と言われ、ただ単に法令に従い減算(罰金)と言う命令だけ下して帰っていた。その後のこちらからの異議にも1年以上回答無し。

行政は適切・不適切の判断をしない、出来ない。そんな行政職員が管理監督している障害福祉サービスの実態。

そんな行政が、障害者理解啓発ポスターを作っている。ただ貼るのが行政のお仕事であり、啓発が仕事ではない。世の中の実態は知らんぷり。他人事。

行政は適切な支援や質の高い支援をしているかの判断も出来なければ、判断もしない。それに対しての費用も労働賃金も源資は税金。キックバックよりタチが悪い!

                 スマホで撮りたくなっちゃう~
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                 一富士
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                 おいしい
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                 うまい
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                 商業施設を闊歩。いろいろな店があるな~
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                 オレはこの席がいいんだ
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# by taiyo-hospitality | 2024-02-14 17:09 | 生活介護 1000のバイオリン
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2023年10月のおたより

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2022年度財務表(2022年4月~2023年3月)

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# by taiyo-hospitality | 2024-01-08 21:55 | おしらせ/イベント/勉強会