添乗記 特別支援学校 修学旅行⑧ 忖度してません 理解してくれる世の中が必要
2017年 06月 16日
5月に特別支援学校高等部の修学旅行の添乗員を担当。新幹線の個室は乗車後に生徒さんの状態を診ながら車掌さんに頼んでベッド仕様にしてもらい、途中で少し寒さを感じたので毛布2枚用意してもらいました。昼前に広島で下車の際、「夕方に皆さんが乗る列車も私が乗務します。」と車掌さんが。
夕方に乗った新幹線はあの車掌さんが出迎えてくれ、個室はあらかじめベッド状態になっていて、(写真には写っていませんが)手すりには毛布が2枚掛けてありました。
のぞみ101号~のぞみ38号の出来事でした。
そして関西へ。関西の大ターミナル駅の夕方6時。めっちゃ混みのエスカレーターに乗って生徒を左側に立たせてしまった。関西のおばちゃんのプレッシャービームで気が付いた時はすでに時遅し。しかし、ここからが関西のおばちゃん。障害を持つ生徒の一行と察知したらしく、右側に立って生徒の手をつないで「あわてんでええで~」。臨機応変が出来ない添乗員を救ってくれた、大阪のおばちゃん。でも、乗った電車の車掌は「ごじょうしゃありがとうございます」だって。誤乗車はもっとも気になる言葉なのに・・・ ♪いいやつばかりじゃないけど、わるいやつばかりでもない♪ Train Train のお話。