鉄ちゃん散歩教室 for 子育て for スペシャルニーズ
2020年 04月 23日
鉄道を活かした「子育て」と「スペシャルニーズ支援」です。
教室は線路沿い、教材は電車、授業内容は散歩です。
パターン化、システム化された鉄道は、こどもの成長・発達にとてもマッチングしています。
①反復練習
いつも通り、いつもの時間に、いつもの色・型の電車が来る反復学習
②サッと来てサッといなくなる
区切りやけじめがつく
③運転士さんが汽笛を鳴らしてくれたり車掌さんが手を振ってくれたり
第三者人間関係の第一歩
④大きい、速い、
自分にはかなわないものへの憧れ
⑤電車は必ず線路の上を走って来る
ウソを付かない電車への信頼
これらが、認知スキル(学習面)も非認知スキル(社会面・情緒面)も育ててくれます。
しかも電車は指示を出しません。叱りません。
認知スキルであれば本人が自分で覚え方を構築します。カタチから覚えたり、色から覚えたり、名前から覚えたり、覚えるための「引き出し」を自ら構築します。「引き出し」同士をつなぎ合わせて、いろいろな記憶をつないでいきます。
非認知スキルであればウソを付かない電車を手本にルールを守ることを覚え、手を振ってくれる車掌さんから大人・仕事への関心が芽生えます。
何も言わずにじっと待ってみましょう。
「待ってもむだなことがある。待ってもだめなこともある。待ってむなしきことばかり。それでもわたしはじっと待つ」<相田みつを>
アメリカンインディアンの言い伝えにもつながります。アメリカンインディアンと話し合ったことがないので、右側の解釈は山内の独断です。
「安心を経験した子どもは、信頼を覚える」・・・「過保護のすすめ」の著者 佐々木正美先生にも通じると思います。
「心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります」・・・がまんは鍛えて出来るようになるのではありません。安心→信頼→我慢だと思います。
「人に認めてもらえる中で育った子は、自分を大切にし、相手を大切にします」・・・命を大切にできる人間になる、自分の命も相手の命も、だと思います。
これらは、子育てだけでなくスペシャルニーズのあるこども・人も同じです。
太陽ホスピタリティーでは自閉症と鉄ちゃんの関係性に非常に注目しています。
身体的障害の人には将来、旅行同行サービスで乗り鉄のお付き合いも可能です。
ご希望日に応じます。完全個別対応です。
太陽ホスピタリティー 鉄ちゃん散歩教室 054-631-9901 / taiyo-h@ma.tnc.ne.jp