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自閉症の鉄ちゃん、全員集GO!他の障害や、ちょっと気持ちが落ちてしまった人も、鉄道が好きなら大丈夫!出発進GO!


by taiyo-hospitality

かしわ哲 ブースカパーティー 

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https://www.youtube.com/watch?v=LkRywT7u3Xw


サルサガムテープ静岡地区使節応援団からのお知らせ。

ひたすらカッコ良さを求めるバリアフリーロックバンド「サルサガムテープ」の創設者かつNPO法人ハイテンション理事長である「かしわ哲」さんは、NHKおかあさんといっしょ5代目のうたのお兄さん。5代目って何年前?スズメがサンバのお兄さん。きみの名前のお兄さん。

そして、おかあさんといっしょ2020年8月の今月のうた「ブー スカ パーティー」は、かしわ哲さんの作詞作曲。

かしわさんの全ての活動理念に「楽しい」がある。
そして「楽しいことだけを考えて生きている奴はロクな人間にならないと言われ続けてきたオレは何なんだ?」という反逆を糧に、「楽しいことを続けるって大変なことなんだ!」という人生哲学を実践している、と押し掛け修行5年目の山内は感じている。

ブースカパーティーの歌の後半にある「あしたも やります どうですか?」のフレーズにその人生哲学がうかがえる。各所に出てくる「いいね~」「ハイ!」も同様。


山内は常々「楽しいことの位置付けが、嫌なことの代償となりすぎていないか?」と考えてる。
嫌なことを頑張って乗り越えたら楽しいことがやれるから嫌なことも頑張ろう、みたいな「楽しいこと」の扱い。「楽しいこと」はあと回し、楽しいことを目的とするのではなく、その前段階にある嫌なことをやることに意味がある、という呪縛。

障害者、特に忘れない症とも言われる自閉症の人たちは「嫌なこと」がフラッシュバックする。「嫌な時間」にタイムスリップする。
健常のこどもも思春期や大人になって「嫌だったこと」のよみがえりに苦しむ人が多くいる。
楽しさにたどり着けず嫌な思いしか残らない。楽しさにたどり着いてもその前の嫌なことがよみがえる。
「楽しいかった」がフラッシュバックしたなら、「楽しかったこと」にタイムスリップしたなら、あの子は苦しまずに済んだはず。

楽しいことをやることに何故”条件”を付けるのだろう。
楽しいことを純粋に楽しいこととして楽しめるための教育や環境は重要だと思う。
条件付きの楽しみは楽しみでなくなる・・・つまりやっていることのすべてが楽しくなくなる。

嫌なことを頑張る有用性と、楽しいことを楽しむ有用性とでは、どちらが人間を幸せにする有用性があるだろうか?

そもそも楽しいことをやっていれば必然的に嫌なこともやらなきゃならないんです。
楽しいことをやるためには苦労がたくさんあるのです。
楽しいことを続けるって難しいんです。
一日中ニコニコしてることと、一日中しかめっ面をしていること、どちらが簡単だと思いますか?案外しかめっ面でいることって出来ちゃうんです。

そうか、かしわさんの哲学に納得がいく。
楽しいことをやり続けることは難しいので、みんな難しいことや嫌なことから逃げているんだ。楽しいことをやり続けられる人はロックな人間(ロクな人間)なんだ!

さらにかしわさんの障害者感は続く。
♪幸せになるため 生まれてきたんだ 生きていることが 大好きなのさ♪ 「ワンダフル世界」 作詞作曲 かしわ哲


by taiyo-hospitality | 2020-08-26 20:15 | かしわ哲 サルサガムテープ