2019年2月4日のFacebookより
今日は春のような暖かさだった上に、夏のような情熱の心を持った人の助けをガイドヘルプ(障害者移動支援)中に受けました。
いつものようにR君とこの池を散歩しているとR君にてんかん発作の前触れが!目の前には、時々寄らせてもらうマツウラコーヒーが。倒れ込んでしまうとアスファルトの上になってしまうので、後ろから抱えて支え、通りがかりの人に「コーヒー屋さんの椅子を持って来てくれませんか」とお願いをした。直ぐ持ってきてくれ、座らせた。マツウラ店長も出て来て事情を察知してくれて、心良く休ませてくれた。ごく軽い発作で、すぐ意識がもどり5分後にはニコニコ顔に。白鳥達も「椅子にスワンな」と言ったとか言わないとか。日が沈んだらグッと冷え込んできました。ハックチョん。
以前、マツウラ店長はRちゃんと移動支援中に客として利用中、コーヒーをこぼしてしまった時に新しいコーヒーを用意してくれたことがありました。ひとりで切り盛りしているお店ですが、何かと気を遣ってくれる店長さんです。
まさにブルーハーツのあの曲「街」♪アスファルトだけじゃない♪。街はいろいろな人がいて当たり前。理解してくれる人ばかりじゃなくていいじゃないか。理解してくれる人と出会えばいいのだ。だから障害を持つ人にとって「街」ほど大切なものはない。だから太陽ホスピタリティーでは障害を持つ人が街に出る支援(移動支援)に特化しているのです。しかし障害者政策は国も行政も旧態依然の金太郎飴。閉じ込め政策。「国だ、お上の方針に従え!」「行政です、国の考えでやってますか!」。事業者に対するこの態度(父権主義)は当事者に対する態度と同じという認識もない。これは、ギャ・○・タ・○。
誰も何も言わないって事は国・行政による障害のある人へのギャ・○・タ・○を許すこと。結果、2016年に爆弾が落ちたでしょ。それでも誰も何も言わないってことは、次の爆弾が落ちるでしょう。
最近、またひとつ行政の補助金を投入した「お決まりの障害者施設」が開所した。
♩誰ひとり 望んではいないのに 誰ひとり喜んじゃいないのに 僕は自由に生きていたいのに みんな幸せでいるべきなのに♩とブルーハーツが歌っている。
障害者支援考
移動支援(ガイドヘルプ)でYさんの買い物に付き添った。
お金を出す。お釣りとレシートをもらい財布にしまう。カバンからエコバッグを取り出す。買った物をエコバッグに入れる。
ひとつが終わってから次のことを行う。時間もいわゆる普通の人よりかかる。
レジ係は次に待っている客のことが気になる。
今日、Yさんの移動支援で立ち寄ったコンビニのレジ係のハーさんは素晴らしかった。時間がかかりそうだなと察知したのだろう。何も言わずにレジ休止中のプレートをサッと置き、ホットミールのショーケースを挟んだもう一台を稼働させ次の客に「どぞ こちら」。
Yさんは自分のペースでお釣りとレシートを財布に入れ、買ったものをエコバッグに入れた。
さらに自分達が店を出る時に「ありがと ござ ました」と自分達を見て笑顔で。
太陽ホスピタリティーは岐阜聖徳学園大学の松本先生と科研費の共同研究で『知的障害や自閉症のある人にとって大切なものは「ペースとスペース」』と言う発表を6年前に行った。自閉症の人はコミュニケーションや抽象的なことの理解に不具合があることが多いが、笑顔を向けられることはボクを叱っているんじゃないという感覚は多分全員持っている。「ペースとスペースとスマイル」の3Sかな?
障害者支援は手伝っちゃうことではなく、彼らが気兼ねなく能力を発揮できる環境を創ってあげることだと私は思っている。「ゆっくりでいいよ」と言われれば彼らは逆に気兼ねするし、ボクって遅いんだと思ってしまう。声掛けより環境創り。そのためには発想•工夫。ハーさんはそれが出来ている。しかも笑顔。
奇しくも昨晩は自閉症協会主催の「合理的配慮」の勉強会に太陽ホスピタリティーのスタッフと共に出席していた。
「ひとり一人に合わせることです」と津田静岡県自閉症協会会長。
質疑応答では「どのように?」「どうしたら?」と参加者から。
次回の勉強会にはハーさんに来てもらいたい!支援員が出来ないことをハーさんはやってのけている。日本人より外国人の方が障害者支援は上手。多文化•異文化の感覚が分かるからだと思う。ハーとしてグッ。
国•行政はどこを見ているのか!
書類の有無だけ。
何のための書類(法令)なのか!
実地指導•監査のため。
昨年の静岡県職員による実地指導の際、現場の様子・雰囲気を一切見なかった。事務室の書類を見るだけ。なにが実地なんだろう?
法令の知識もなく答えられない。しまいには「私はすべての法令を知っているわけではありません!」だって。障害福祉サービス事業者を指定する指定権者として、実地指導の担当にはどのような要件を定めているのか?明らかに何も基準は無いと感じられ取ることが出来る。
実地指導の結果、請求の事実のない請求をでっち上げ「不正請求」とされた。請求書も入金もないのに。何をもって?
メールで理由を尋ねると「当日この件でそちらから反論がなかったから」とメールで返事があった。これが行政職員の実態である。
国民・県民・市民、障害福祉サービス事業所、団体は行政の現状を黙っていてはいけない。なぜなら、行政は障害者・障害者施設事業者をこのようにないがしろにしているから。
この点でも立話で会長と白熱議論した。